善慶寺

江戸時代、過酷な年貢の取り立てを訴える為、ご法度とされた幕府への直訴を企てた「新井宿義民六人衆」。

密告を受け斬首に処せられ、罪人扱いの彼らは供養も墓の建立も許されなかったが、善慶寺20世の住職が彼らの遺骨の埋葬を許可し、墓を建立したと伝えられてきた。

口伝だったが、昭和47（1972）年の道路拡張による墓地埋葬の際に六人衆の遺骨が出土し、史実として認識されるようになった。

※2023年10月29日～2024年1月まで耐震工事のため、本堂の改修が行われる。