散歩日和

インデックスページへ戻る

戦没碑、桜のプロムナードと東海道-本燈籠台石(大森中~大森西)

2011年2月号

 第一京浜沿いの大森警察署の一角に明治10(1877)年の西南戦争と明治27(1894)年から28年の日清戦争で、この地域から従軍して、戦死した人々の慰霊のために、山県有朋が碑銘を書いた西南・日清の戦没碑が建てられています。ちなみに、大森警察署は、かつて大森区役所があった場所です。石碑脇には、これらの歴史を伝えるパネルもあります。
 第一京浜を品川方面に行くと内川の流れも突き当たります。平成21年3月、開桜小学校の前の内川沿い約100mの区間に完成した②桜のプロムナード。内川の護岸工事にあわせて道路幅を広げ歩道を整備、桜8本が植栽されました。内川の歴史や生物などの解説板やベンチも設置され、散策や休憩スポットになっています。開桜小学校前の諏訪橋を渡り、子どもたちが遊びながら、交通ルールを学べる大森西交通公園へ寄るのもよいでしょう。
 次は、大森西図書館に隣接する大森三輪公園内に建つ③東海道一本燈籠台石(区指定文化財)を見に行きましょう。これは江戸後期、東海道筋に通行人の目印として、大森村を中心に近郷、江戸、川崎などの富士講の人々によって建てられた常夜灯です。大正12(1923)年、関東大震災で倒壊し、戦災で火袋・竿石が失われ、設置場所も転々としていましたが、昭和62(1987)年、当地に移され復元されました。この灯籠の灯りが江戸時代、東海道を行き来する人たちの道中の安全を願って足元を照らしていたのですね。
 帰りは大森町商店街を通り、駅に戻りましょう。


より大きな地図で 2011年2月号「戦没碑、桜のプロムナードと東海道-本燈籠台石(大森中~大森西)」 を表示
西南・日清の戦没碑
桜のプロムナード
東海道一本燈籠台石(区指定文化財)