散歩日和

インデックスページへ戻る

山王地区を行く~ 大森射的場跡、新井宿薬師堂、善慶寺・新井宿義民六人衆墓~

2009年12月号

 天祖神社脇の馬込文士村の住民の似顔絵や説明の①レリーフがはめこまれている坂をのぼり100mほど行き左に折れると「日本帝国小銃射的協会跡」の碑があります。現在、テニスコートになっていますが、明治22(1989)年から昭和12(1937)年ごろまで小銃の民間練習場として使われていました。
 暗闇坂を横切り②山王会館へ。馬込文士村ゆかりの文士、芸術家の資料が展示され、文士村散策コースの拠点になっています。江戸時代、この地の領主が村内の古寺を再興させ、初代の号にちなみ桃雲寺と名付けたことを後世に残すため、寛文4(1664)年に建てられた③桃雲寺再興記念碑。桃雲寺は明治初年、廃寺となり、今では薬師堂だけが残っています。
 池上通りを歩き、善慶寺へ。厳しい年貢の取り立てに耐えかねた新井宿村の村役人6人が直訴を計画。事前に知られ延宝5年(1677)、刑に処せられました。④新井宿義民六人衆墓は、村人が父母の墓という名目で建立し、墓参りすると義民六人衆を同時に供養できる工夫がされており、義民への熱い思いを感じます。毎年2月、寺では、ねぎぬたを食べながら当時の生活をしのぶ「ねぎぬた供養」が行われています。


より大きな地図で 2009年12月号「山王地区を行く~ 大森射的場跡、新井宿薬師堂、善慶寺・新井宿義民六人衆墓~」 を表示
レリーフ
山王会館
桃雲寺再興記念碑
新井宿義民六人衆墓