散歩日和

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羽田、多摩川沿いを歩く

2008年5月号

 穴守稲荷駅の改札を出ると、赤い鳥居が目に入ります。踏切を渡り10分程歩くと、多摩川に出ます。上流へ少し歩くと、美しい大師橋が見え、近くには羽田の渡しの碑もあります。
 大師橋の辺りから下流の弁天橋まで、昭和初期に築かれた①レンガ造りの堤防が残っています。
 現在の堤防の上を、潮風に吹かれながら歩くのもお勧めです。多摩川に目をやると川の拡張工事で残されたねずみ島が見えます。突端にある羽田五十間鼻には海で亡くなった人の供養室があります。②180度のパノラマが広がり、羽田空港方面もよく見えます。
 穴守稲荷神社は戦前まで、現在の羽田空港の敷地内にありました。当時、付近では海水浴もでき、にぎわいのある場所でした。本殿右手の③千本鳥居を抜けたところにある奥之宮には、福を招く「御神砂」があり、持ち帰ることができます。この地域には神社も多く、鷗稲荷神社、玉川弁財天、白魚稲荷神社などが点在しています。
 羽田は漁師町だったところ。垣根も塀もない細い道や、個人宅に鳥居が見られます。細い道は、昔、貝殻を敷き詰めていたことから貝殻道と呼ばれていました。羽田ならではの江戸前の穴子を食べながら一休みしてはいかがでしょう。


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レンガ造りの堤防
180度のパノラマ
千本鳥居