散歩日和

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六郷用水を行く

2008年4月号

 多摩川駅東口を出て、沼部駅方面に向かって約5分、昭和初期に作られた①区内最初のトンネルがあります。トンネル中央付近の車道にあるマンホールのふたには「東」のマークがデザインされています。東京都になる前の「東京府」の時代に設置されたものです。トンネルを抜けたところから②六郷用水遊歩道がスタート、西嶺町付近まで続いています。
 六郷用水は、江戸時代初期に完成し、六郷領の水田を潤す用水路でした。今は桜並木になっていて、四季折々の植物も楽しめます。水は澄み、鯉や亀の姿も。ベンチもあり、休みながら散策ができます。途中の東光院横には、当時③「ジャバラ」と呼ばれた揚水用の踏み車も再現されています。この先には、区内で一番の蔵書数を誇る大田図書館があります。
 東光院を左に曲がり少し進むと、歌のタイトルで有名になった桜坂があります。坂の名前は坂道の両側に大正時代に植えられた桜に由来します。旧中原街道の切り通しで、昔は沼部大阪と呼ばれこう配がきつく荷車の通行が大変だったそうです。今は、ゆるい傾斜道となっています。


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区内最初のトンネル
六郷用水遊歩道
ジャバラ