散歩日和

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松竹キネマ蒲田撮影所跡地と香料(アロマ)工業発祥の地

2008年12月号

 蒲田駅東口を出て駅前広場を横切り、左手のバス通りを5分ほど歩いて蒲田五丁目交差点を右に京急蒲田方面へ30mくらい進むと右側に①「蒲田橋」と書かれた古びた親柱があります。ここは、昔、流れていた逆川に架かっていた橋でしたが、現在は埋め立てられて川はありません。
 川跡の緑道を右に進むとアロマスクエアの大きな建物が見えてきます。敷地北東部アロマガーデンの中には「日本合成香料製造発祥の地」の記念碑があり、この街区の名称の由来ともなっています。また、この街区の一部は「松竹キネマ蒲田撮影所」跡地であったことから南部にあるアプリコの地下には大船にあった「松竹シネマワールド」から受け継いだ②ジオラマ(撮影所の模型)が置かれています。興味をひかれるのは、当時撮影所正門前の逆川に架かっていたと言われる松竹橋の親柱が2ヵ所あることです。一つ目は映画「キネマの天地」で撮影用に作られた模造品で敷地北西部フォーマルガーデンの中にあり、もう一つは<アプリコの1階ロビーにあります。こちらは70数年ぶりに戻って来た本物③です。皆さんも区役所に来られることがありましたら、ちょっと足を伸ばして往時の「キネマの都」に思いをはせてみませんか。


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「蒲田橋」と書かれた古びた親柱
ジオラマ(撮影所の模型)
70数年ぶりに戻って来た本物